
ウラン
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ウラン(独: Uran [uˈraːn], 新ラテン語: uranium 英語: [jʊˈreɪniəm])とは、原子番号92の元素。元素記号は U。ウラニウムともいう。アクチノイドに属する。……
酸化ウランの利用は紀元後79年にさかのぼる。イタリアのナポリ付近のポジリッポで製造されていたガラスには1%程度の酸化ウランが着色剤として混合されており、黄色-緑色の美しい色彩を有していた。19世紀にこのガラス製品が再発見された時点ではウラン源としてはボヘミアのハプスブルク家直轄のヨアヒムスタールの銀鉱山に産するピッチブレンドのみが知られており、ローマ時代のガラス職人がどこからウラン鉱石を調達したのかは今もなお謎である。
元素としてのウランはドイツのマルティン・ハインリヒ・クラプロートが1789年に閃ウラン鉱から発見した。1781年にウィリアム・ハーシェルにより発見された天王星 (Uranus) が語源となっている。クラプロートは、閃ウラン鉱から分離した酸化物を炭素で還元して金属光沢を持つ黒色粉末を分離。この物質を金属ウランと発表したが、これは後に二酸化ウラン (UO2) だったと判明した。1841年にフランスのウジェーヌ=メルキオール・ペリゴー(フランス語版)が四塩化ウランをカリウムで還元することにより初めて金属単体として分離に成功し、……..





